愛を伝えるということは、意外に難しいことなのかもしれません。
しかし、たとえば神の愛を口で説教するよりも、たまたま出会った名画の輝きや名曲の響き、そして名作の迫力が一瞬にしてしてその意味を理解させたりすることもあるはず。
それは、驚くほどの朴とつさであったり、不器用な誠実さに出会ったときも同様ではないでしょうか。むしろ、そのような出会いに恵まれたことこそが奇跡なのかもしれません。
くどいようですが(笑)、韓流ドラマ「アクシデント・カップル」はそんな喜びに満ちているドラマです。おかげさまで、わたしがあんまり、来られたお客さまに宣伝するので、皆さんが見てくださり、異口同音に「おもしろい!」「徹夜で見ました!」と言ってくださいます。
(「アクシデント・カップル」で流れていた平野綾香さんの「感謝」はまさにそんな出会いへの感謝を歌っていたのですね)
そして事件(!?)が起こりました。
なんと先日、日本語版の「アクシデントカップル」でク・ドンベク役の声を演じておられた鈴木成児さんとコチーム長役の阪本真司さんが、友人のディレクターの方とご来店くださったのです。望外の喜びとは、まさにこのことです。
しかし、ドラマでの声の感じとはまったく別人のイケメンの俳優さんたちでした。
鈴木さんはジョンミン(ク・ドンベク役)さんに通じる繊細さと真面目さが内面から滲みでてくるような方で、コチーム長役の阪本さんはドラマとはまったく違って、まだ若い落ち着いた好青年です。
この日本語版の制作中には、鈴木さんのお母さまが亡くなられて、それをおしての録音になったという悲しい出来事があったのだそうです。ですから、あのなんとも言えないドンベクの温かみは、お母さまへの気持ちも込められていたのでしょう。
「母の葬儀を終え、あらためてグアムのシーン以降の収録に臨んだのですが、彼女(ヒロイン)に対しても、とてもやさしい気持ちになったことを覚えています。その意味では母が守ってくれたのかもしれません」
そう語ってくださった鈴木さんのことばがとても印象的でした。
(ぜひ、日本語版を皆さんにお見せしたいのですが、再放送、本当に…なんとかならないでしょうか!)
そして、いつも思うことですが、女優さんや俳優さんたちに直接お会いすると、まるで別の方(当たり前ですが)であることに驚かされます。役者とは実にすごいものだと感心しきり。
ちなみに、ドラマやCMで和装が似合う女優さんとして有名な方も、実際にお会いするとジーパンが似合う現代的な女性であるばかりか、非常に細やかな配慮をしてくださる本当の意味で美しい方でした。
ですから、ネット上のいじめのように叩かれたりするようなタレントさんも、出会うととても素敵な方だったりするはず。つまりは、直接会わなければわからないはずです。
エポペは、そんな美しい出会いの場でありたいと願っています。
まもなくクリスマス。だれもが素敵な聖夜を迎えられますように。
エポペでのクリスマス(12月24日18時30分より、会費5000円で食べ放題・飲み放題!)もお待ちしております~♪